【レポート】ベルギー 奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで

はいはい、どうも。

昨日は、9月24日(日)に終了する「ベルギー 奇想の系譜」展に行ってきました。

7月15日(土)から開催されていた本展覧会、ずっと行きたかったのですがやっと行ってこれました。

最近バタバタしたり天気が悪かったりで結局、最終日前日になってしまいました。

この展覧会、どんなものかと言いますと。


500年の美術の旅――古今のスター作家が勢揃い

現在のベルギーとその周辺地域では、中世末期からの写実主義の伝統の上に、空想でしかありえない事物を視覚化した絵画が発展しました。しかし18世紀、自然科学の発達と啓蒙思想がヨーロッパを席巻するなか、不可解なものは解明されてゆき、心の闇に光が当てられるようになります。かつての幻想美術の伝統が引き継がれるのは、産業革命後の19世紀、人間疎外、逃避願望を背景とした象徴主義においてでした。画家たちは夢や無意識の世界にも価値を見出し、今日もこの地域の芸術に強い個性と独自性を与えつづけています。本展では、この地域において幻想的な世界を作り出した一連の流れを、ボス派やブリューゲルなどの15・16世紀のフランドル絵画に始まり、象徴派のクノップフ、アンソール、シュルレアリストのマグリット、デルヴォー、そして現代のヤン・ファーブルまで、総勢30名の作家によるおよそ500年にわたる「奇想」ともいえる系譜を、約120点の国内外の優れたコレクションでたどります。

ベルギー展 bunkamura official site」より引用。


要は…。

つまり…。

変わったモノがたくさん見れる!?

と言うわけで軽〜い感じで行って来ました。

 

開催場所は渋谷のBunkamura ザ・ミュージアム。

 

 

 

 

 

 

 

写真はbunkamura入り口 。

Bunkamura ザ・ミュージアムは地下1階にあります。

会期終了間近という事で結構混んでました。

入場料は当日券

一般:¥1,500

大学・高校生:¥1,000

中学・小学生¥7,00

でした。

こういう時に学生に戻りたいと思う…。

まぁ、そういうことを言ってもしょうがないのでしっかり一般料金でチケットを買って入場しました。

 

そして、驚き!!

なんと会場は順路が円形になっていて何周もできるらしい。

今まで行った展覧会の中にはこういうタイプはなかったので何度も回れる事に浮かれる自分。

全3章 ベルギー奇想の歴史をたどる

全体を通してベルギーの奇想芸術がどのようにして生まれ、どのような発展を遂げたのか非常に分かりやすく学べる構成だった。

まず、第1章では15-17世紀のフランドル美術と題して奇想芸術のルーツを紐解いた。

そこにあるのは奇想芸術の生みの親ヒエロニムス・ボスが表現した怪物達がひしめく地獄に魅せられた者達の発展の歴史のように思えた。

初期の頃は、ボスをリスペクトして同じような構成のものばかりなのだが次第にその画家独自のアレンジが施されるようになる。

そして、この章に出てきた絵画のほとんどに怪物が出てくるのだが、それが皆んなあまり怖く無いのだ。

いや、むしろ結構可愛いのだ。

キャラクターグッズにしたら結構人気が出そうかも!

 

 

 

 

 

 

 

第2章は、19世紀末から20世紀初頭の象徴派、表現主義。

科学の世紀に逆らうように目に見えないものを追い求めた芸術家達。

この章は、死を感じさせるものが多い印象だった。

骸骨や悪魔を取り入れた作品が多かったが、それ以外にもただなんとなく暗いと感じる作品が多かった。

その中で自分が個人的に気になったのはフェリシアン・ロップスの作品。

彼の作品は、風刺画のような作品が多く見ていて面白かった。

分かりやすい作品が多かったので是非彼の作品を見ていただきたい。

そしてラストの第3章では、20世紀のシュールレアリスムから現代。

ここまで来ると、もはやボスの影は全く感じずかなり自由な印象だった。

絵画に止まらず、彫刻、コラージュ、メガネ、果ては飛行船というもはや謎すぎるラインナップであった。

ここで1番気になったのはトマス・ルルイの「生き残るには脳が足らない」という作品。

必要なものは持っているのにそれ以上のものを得ようとする現代人を表した作品なのだが、作品の意味を知らなくても見た目で十分楽しめると思う。

(自分は結構長い間見てた。)

個人的に、3章のパンチの強さが印象に残った。

初めての音声ガイド!!

今回、初めて音声ガイドを利用しました。

ずっと存在は知っていたのですが利用する機会はありませんでした。

が、思い切って利用してみました!!

自分はずっと音声ガイドは全ての作品の解説をしてくれると思っていたのですが、実際は一部の作品のみの解説なんですね。(全然、知りませんでした…。)

しかし、作品の製作、時代背景やエピソードを聴きながらの鑑賞は予備知識の無い状態よりも絶対に有意義なものになると思います。

最近の音声ガイドは声優や俳優などが多く、それを楽しみに借りてみるのもいいと思います。

ちなみに、今回のガイドナレーターは声優の速水奨さんという方でした。

自分は結構な声フェチなんですが、とても素敵な声で大満足でした。(声聴きたさに関係ないところで再生してた。)

まとめ
  • 音声ガイドは利用するが吉。

 

以上、ベルギー展のレポートでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

おまけ

公式の図録を買いました。

分厚くて読み応えあり!!

 

 

 

 

 

 

 

では。

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